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アジサイ


おなじみアジサイです。花色は土壌の性質に影響されるといわれていますが最近はカラフルなものが増えてきています。一般的に酸性土では青、アルカリ性だと赤くなるといわれています。リトマス試験紙と逆ですね。元来の日本は酸性土壌であったため、青い花が集まって咲くという意味の「アズ(集)サイ(藍)」が訛って「アジサイ」になったとの説です。ペットを飼われている方は注意しましょう。


毒草名  アジサイ(紫陽花)七変化、ハイドレンジア(Hydrangea)、四葩(よひら)、冷酷
学 名  Hydrangea macrophylla SER.
特 性  アジサイ科 アジサイ属、シーボルトの愛した落葉低木
花 期  4〜6月
毒部位  蕾、葉、根
成 分  青酸産生性のグリコシド(※)、アミグダリン(Amygdalin)、アントシアニン(Anthocyanin)、ヒドラゲノシドA
症 状  めまい、嘔吐、痙攣、昏睡、呼吸麻痺


 

言問わぬ 木すら紫陽花 諸弟らが 練の村戸に あざむかえけり
大伴家持(万葉集4-773)

 

酸性土+アルカリ性土

 

よく言われる「ハイドレンジア(Hydrangea)」とは西洋紫陽花のことで、さく果が水瓶に似ているところから「hydro(水)+angeion(容器)」の意があります。また、お馴染み漢名「紫陽花」はライラックの誤用のであったことが解明されています。


-------- コアジサイ(Hydrangea hirta)--------



質素な雰囲気です。

-------- 隅田の花火 --------



花火が散るときの様子に似ている人気の白花です。


-------- ジョウガサキ --------



これはピンクのタイプ。弱アルカリ性?

-------- ホバリア・ホベラ --------



花色が変るカメレオン・ハイドランジア

-------- 群馬のアジサイ「フェアリーアイ」 --------



群馬限定の栽培品種。2006年度より本格出荷。

-------- 柏葉あじさい --------

 



-------- アマチャ(ヤマアジサイ) --------
Hydrangea macrophylla SER. var. thunbergii MAKINO



ヤマアジサイから甘みにあるものを選抜して栽培したものです。花祭りで有名な甘茶の原料で、乾燥葉を発酵させると強い甘みが現れます。




『かつては庭木として珍重されず、せいぜい貧乏寺の境内とか背戸などに植えられていて、だれからも顧みられなかったが、明月院で脚光を浴びたアジサイを見ると、タレントに出世した少女を見るようなへんな違和感を覚える。』渋澤龍彦




≪MEMO≫
・長崎市の花
・みちのくあじさい園:岩手県一関市
・「あぢさゐの 八重咲くごとく 弥つ代にを いませわが背子 見つつ偲はむ」橘諸兄(万葉集20-4448)
・鎌倉紫陽花寺御三家:明月院、成就院、まんだら堂跡。
・夏の季語。
・あじさい娘:イベット・ジロー(YVETTE GIRAUD)
・平成20年6月、茨城県つくば市で発生した「アジザイの葉」を原因とする食中毒について、厚生労働省医薬食品局は「現時点では、アジサイに青酸配糖体が含有されているとの知見が十分でない・・・・(2008.08.18)」との見解を発表しました。このことによって、アジサイの持つ中毒成分についての謎が深まったことになります。これはミステリーですね。


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